自分らしく生きるということ

最近では、当社新規事業セレブスタイルの運営業務に時間の大半を費やしてリソース注入している。

セレブスタイルを知ってる方もいると思うが、知らない方の為への補足説明。

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〜セレブスタイルとは〜 http://celebstyle.co.jp
セレブスタイルとは、創業10年を誇る女性の自分磨き総合老舗サロンとして、主宰住友淑恵がプロデュースする新しいスタイルのスクールである。レッスコンテンツとして紅茶、シャンパン、ワイン、テーブルマナー、コーチング、お話の仕方、タイムマネジメント、知的美人講座等がある。また、専任講師として30名以上の講師が在籍。受講方式としてチケット制度を導入しており、例えば10回チケットを購入するとその10回のレッスンを自分で好きなように好きなレッスンをオーダーメイド方式で選んで組み合わせて受講できるようにしいていることが特徴。セレブブームが後押しし、各種取材やメディアに取り上げられ、根強い人気を誇るサロンと言える。

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先日当社でプレスリリースを発表した通り、この度この事業をバズーが運営母体となって進めていくことになった。セレブスタイルが10年間築いてきた資産をバズーのインターネットソリューションと、サロンスペース増強の一環とした自社ビル取得とを加えることにより、セレブスタイルブランドをより強化する動きに注力している。この第一弾として、会社統合と自社ビル取得を実現したという経緯である。(先般のブログから述べていた新規事業とはこのことである。自社ビル取得を発表後、「不動産ビジネスを始めるのか?」という質問を頂いたのが、純粋な事業投資である。既存のモバイル事業とサロン事業の事業シナジー追求による日本初のビジネスモデル構築が我々の最大の目的である。)

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セレブスタイルではチケット制度を始めとして生徒が楽しめる興味深い仕掛けが幾つもあるが、これら全てがアナログで管理されている為、まず我々が取りかかったことはこれらの仕組みをIT化することであった。システムは既に出来上がってリリースしており、現在は会員移行作業中である。既存の会員様向けに個別にお電話させて頂き、新しい仕組みを最大限分かり易くご説明させて頂いている。

既存のお客様は10年間の歴史があるということもあり、かなり膨大な量の為、私も自らコールセンター業務にあたり、直接お客様の声を聞きながら、対応させて頂いている。リストを見ていると、実に東京以外にも日本中からお客様がセレブスタイルに訪れてる履歴があったり、F1層だけでなく50代迄の女性の方もいらっしゃったりと、時代の流行がセレブスタイルの軌跡を支えていることを感じると同時に関心の高さに驚くことも多い。

実際にお電話しながら生徒さんの生のニーズをヒアリングするにつれて、「次のブームはどこにあるのだろう」と考えさせられる。

約5年ほど前に「セレブブーム」が到来した時代があった。

「セレブ」というフレーズに、女性は魅了され、その結果六本木ヒルズに住む「ヒルズ族」をはじめとするIT系を中心とするセレブ系貴族ががもてはやさた。一方の男性も刺刺しくエゴを追求した生き方がカッコいいと思われる時代があったと思う。ところが、ホリエモン村上ファンドに始まり、ボクシングの亀田兄弟達が世間からバッシングを受けたように見せかけやエゴの追求に対する美徳風潮は、リーマンショックを経た08年度から終焉の予兆が始まり、09年度にはほぼ潰えたと言っても過言ではないと思う。

見せかけや虚像を追い求めることに人々は魅力を感じなくなるなかで、自分磨きに対する関心はリクルートの調査で明らかなように依然と高い。本来の幸せはやはり自分の中の満足感や納得感であるという気づきが、ここ数年の時代背景化で人々に植えつけられてきたのではないかと思う。その中で「自分らしく生きること」が再度見直されてくる気がする。自分が好きな仕事をやって、好きなプライベートタイムを過ごせるライフスタイルを築くこと、人々はこれからこういったことにお金やリソースを費やすのではないかと個人的には考えている。

「次に何が来るのか?」皆さんはどう思われますか?


It's BUZOO Life.
~自分らしく生きる〜

バズー株式会社 
代表取締役 森下洋次郎