「やりたい」を仕事にする方法

週末を利用して『「好きな仕事」は会社を辞めずにやりなさい! 』という書籍を読んだ。

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当社ビジョンである『「やりたい」を仕事に、「出来る」を仕事にする』の考え方と近しいのでは?とのきっかけで読んでみた書籍であるが納得いく点が非常に多い。私が共感を受けたのは以下のポイントである。

・人材価値を上げて、「好きな仕事」をやれる自由を手に入れる
・会社の中でわがままが言える立場になりなさい
・「キミの代わりはいない」と会社から思われる存在になりなさい
・ビジネスの世界で生きると言うことは、不自由さから解き放たれて、自由というものを獲得する戦い
・いつでも辞められる存在になって、しかし辞めずにその場所で死に物狂いで働く

要するに「やりたいことをやる」には、周りから認められる価値を身につけるのが最も近道であるというのが著者からのメッセージである。

当社の価値観ではこの著書で言う「周りから認められる価値」は「出来ることを追求したオンリーワンの人材になること」であると考えている。その追及が「好きな仕事を手に入れる最良の方法論だ」と語るこの著書は、当社ビジョンを上手く補足してくれた良書と言ってよい。

グローバル化を前面に打ち出す当社の問題意識として、日本全体のGDPが20年間続けて上がっていないという問題は見過ごせない事実である。

国を動かすべき政治は?というと民主党に一時は私も期待したものの、掲げた政策は実現されないことが殆どとである。挙句の果てには与党内のオールド世代で政権のとりあいっこをしている状況に国民は冷めきってるという状況ではなかろうか?世界では中国やインドを始めとしたアジア各国の成長はめまぐるしく、日本はどんどん追い越され、そういった国々からカモにされる危険性すら潜む現実に政治家はもっと眼を向けてもらいたい。

政治に期待出来ない以上、民間企業の我々が結託して再度日本の成長戦略に繋がる動きをもっと使命感を持って取り組んでいくべきである。理不尽な法人税率の議論はあるが、その中でも各企業(特に我々のようなベンチャー企業)は、高い志の下に成長戦略を実践していくのは必須である。

小さな企業の中で争ってるなんていう小さな次元で物事を考えている時代では無いと思う。従業員は離職なんていう回り道をする暇があったら、自分で選んだ企業の中で自己実現する為に集中すべきだし、経営者は従業員のそういった取り組みを最大限実現しやすい環境を用意してあげるべきである。己の欲なんぞは今の危機的状態を克服した時の後の話しで十分だ。

本日朝礼の「ちょっといい話」は私の担当だった為、このテーマを話したところ、割と好評だったようだ。ソーシャルアプリのリリースを控えた当社のスタッフには、好きな仕事をやっていきたい気持ちは皆相当強く、その為の方法論として今のバズーチームには吸収しやすい内容だったのかなと思う。このスタッフを信じて、バズーを成長戦略に載せて、グローバルNo1と呼ばれるようなモバイルベンチャーに育て上げたい。今のバズーに求められるのはこの『成長戦略』を本気で追及していくことだと思う。

皆、頑張ろう!


『熱血法人バズー』
熱血社長 森下洋次郎

P.S
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