ベンチャー経営者のパターン

ベンチャー企業の経営者タイプは大きく下記3つに分かれると思う。

①大手企業を数年経験し、ベンチャーを立ち上げるタイプ
②生え抜きで社会人経験なく、最初からベンチャーでスタートさせるタイプ
③大手企業の役員を務めたのちに、ベンチャーを立ち上げるタイプ

大きくはこのパターンに分類させると思う。
①は大手ではなく、ベンチャーらしさを求める為、発想力、行動力に卓越したタイプが多い
②は生え抜きだけにハングリー精神がはんぱない。修羅場をくぐってきた経験と勘が鋭い経営者が多い
③は大手企業のやり方を知りつくし、経験と知見に裏付けられた真の実力者が多い

私自身が①のパターンである為、必然的に周りの経営者仲間も同類タイプが多いが、
最近は③のタイプの方と何人かお会いさせて頂いた。

私が大手企業を辞めたことはその先に未来図を描けられなかったことが
大きな理由ではあるが、③のタイプの方は、何千人いる社員の中から数名のポジションに
這い上がってきたある意味勝ち組でり、当然ながら年齢も40代以上の方が多い。

このタイプの経営者の方とお会いするととても勉強になる。

新規事業を興す場合に、硬い角度を持っているのは③のタイプが多い気がする。
悔しいが、経験に勝るものはなかなか無いという年功序列理論がこの世界ではまかり通る気がする。

私のような①のタイプが彼らに勝つためには何をすべきか?
③のタイプにはない我々のタイプの強みは何か?

答えは「若さ」にあると思う。

私は今年32歳を迎えるが、いたって健康で労働力も気力があれば16時間労働を永遠に続ける気合と体力があると思っている。
「若さ」「ガッツ」「気合」そいうったメンタルな側面が大前提として、発想力や想像力といったクリエイティビティが活きてくる、そう最近は考えることで納得している。

経営者ってやはり面白い。
自分よりも実力も会社の規模もはるかに上の方とでもフェアな関係値を築けるからだ。

いろんな人と出会い、学び、バズー成長の糧にする。
30代は駆け抜けて過ごしたいと思う。



代表取締役 森下洋次郎