私なりの広告必勝法

モバイル事業を進めていく上で、広告投資に失敗するお客様の姿を数多く見てきた。我々が関わるお客様であれば、失敗しない広告投資をご提案させて頂けるのであるが、プロジェクトスコープ(範囲)によってはそうでないケースもある為、我々には手の打ちようのないケースも多々あったりする。

モバイルソリューションを軸に「お客様ビジネスの成功」を売りにするバズーとして、この現状を踏まえてクライアントの皆様に何をすべきかを考えたところ、まずは当社の成功事例を少しでもお伝えできればと思ったので、当ブログを通じて広告ノウハウを大公開したいと思う。

当社ではセレブスタイル事業をスタートさせてから、自社事業としての広告に私自ら率先して行っている。セレブスタイルはリアルなスクールの為、紙面からウェブ、看板広告等あらゆる広告手段を駆使してきた実績がある。我々の広告戦略はまだまだ途上段階であるが、様々なトライアンドエラーを繰り返した上で、今では絶対的な必勝原則として以下3原則を持っている。

【広告必勝法①】立ち上げ時期で集客したい時はあらゆる広告に投資すべき
ビジネスの基本は「集客」である。自社事業を立ち上げる際に十分なマーケティングをすることは当然であるが、その上でどうやって集客するかの方法論の検討と施策実施が重要なカギとなる。あらゆる仮説を立てながらも広告というものはやってみないと分からないことが多い。とにかく集客ありきで成り立つものに関して言うと、絶対に広告投資を積極的にすべき。そうでないとせっかく揃えたコンテンツやサービスに掛けた投資も無駄になってしまうからだ。自社にとってどこまでが限界で出せる広告投資かを見極めた上で予算設定し、その枠の中で広告出稿を行うべきである。

【広告必勝法②】効果検証はシステム・運用全てにおいてワンストップの徹底管理が必要。
前項とセットに考えるべき部分であるが、投資した広告はしっかりと検証が必要。ウェブで完結したサービスの場合は、システム対応をしっかり行えば効果は確実に取れるが、そうでないサービスの場合は、コールセンターでのヒアリングや来店時のヒアリングを通じてどのチャネルから集客されたものかを100%に近い状態で管理する必要がある。計測された数字から顧客獲得コストを算出し、次回広告出稿時にどのメディアに広告投資すべきかの検討材料として挙げることが重要になる。広告を積極的に出して、うまく言っている企業はこの効果分析のスキームが徹底されている気がする。

【広告必勝法③】
ベテランの広告プロの情報は重宝すべき
広告営業の話というのはなんとも素人には分かりづらいケースが多い。インターネットという素人に分かりづらいメディアが出てきてからは、質の低い営業が出回ってしまったことも後押ししてるため、広告出稿側には注意が必要。個人的な所感として広告経験の無い営業からの情報は拙いものが多い。そもそも広告会社に勤める人間は自身で広告を出した人間は殆どいない為しょうがないのかもしれない。(億ションを売る営業が億ションに住んでいないのと同じことである。)では、広告営業に付加価値はないかというとそうでもない。特に業種やサービスに特化して10年以上のキャリアを持つ営業の方等は貴重な経験や情報を持っているケースが多い。当社で出稿する広告担当でもたまにそういう方とお会いするが、その場合はその情報をもらうだけでも十分な付加価値と言える。

簡単ではあるが以上3点が当社が広告を通じてビジネスを成功させる3大原則である。トヨタ自動車をはじめとして所謂ナショナルクライアントと呼ばれるところは積極広告投資を継続的に続けてきたことでブランドを作り上げてきたと言っても過言ではない。しかしながら、失敗すると倒産危機にもなりかねないのが広告投資。特に経営者はこのリスクアンテナをしっかりと張りながら正しい広告投資を心掛けて頂きたいと思う。

It's BUZOO Life.
〜自分らしく生きる〜
バズー株式会社 
代表取締役 森下洋次郎