前職の後輩から学ぶ

前職時代の後輩と久しぶりに会食。

彼が新卒時代から前職に誘い、持前のガッツをベースに今では勤続6年間、部下も10名以上の所帯を持つ事業部長に成長したらしい。

彼の頑張りをねぎらうとともに、私も彼からインプットを得ることがとても多い会となった。

今の彼の部署では私が在籍していた時代の営業目標の3倍以上の数字目標が課せられているらしい。3年で3倍になるってすごいことだと個人的には思う。数字で見ると単純に「スゴイね!」で終わってしまいがちであるが、私は本当に自分が育てた部下が自分のやり方とは違う方法で急成長した方法がどうやって実現したかをこと細かく聞いてみた。

人は誰もが成長したいという気持ちを潜在・顕在問わなければ必ず持っている筈である。会社で働く際にはその気持ちを実現するために、自分なりの方法論が当然ある筈であるが、マネジメント方針とそぐわないケースは当然多い。(8割以上がそうでないケースといっても過言ではない気がする。)

一方で、会社は(特にマネジメント力がある会社の場合)、どんどん環境に応じて変化していく。そうすると現場レベルでも変えなくてはいけないことが無限大に発生する。この変化に自分は何をすべきかを敏感に感じることがポイントだと思う。その後輩も外部から影響を受けたことと、そうでなく自分で感じ取ったことでいうと自分で感じ取る部分の方が多くを占めているらしい。

それにしても3年前からの飛躍を自らの努力で勝ち取ってきた実力は素晴らしいなと思った。

当社の社員に強く伝えたいのは、変化に敏感になり、その中で何をすべきかを積極的に考えて、主体的に行動に移してほしいと思う。分からなければ聞けば良いし、変化を恐れず、まずは自分自身がどう変わっていくかを真剣に考えるべきである。役職に就く物は特にこの動きをルーチンワークとして出来ていなくては絶対に会社は成長しない。いつも同じやり方ではこの時代の変化についていけないことはここ数年の歴史によって証明されていることは明らかである。

この混迷の時代を不況のせいにせず、どう生き抜くか、今一度皆に考えて欲しいテーマである。


It's BUZOO Life.
~自分らしく生きる〜

バズー株式会社 
代表取締役 森下洋次郎